『健康器具を買ったものの、使い方が難しくて続かなかった。』
実はそんな方、かなり多くいらっしゃいます。
身体を整えたいと思っていても、疲れている日は運動やストレッチをする気になれない。
そう、人って改めて時間を作るが難しいのです。
今回は、そんな方にこそ、ぜひ知ってほしい道具があります。
それが、仙骨付近から頭部までを乗せて仰向けになれる、ロングタイプの円柱型ポールです。
円柱型ポールの魅力は、難しい運動を頑張らなくても、まずはその上に寝るだけで、身体を整える準備ができること。
肩や背中のケア、呼吸、姿勢の調整、骨盤や股関節の運動、体幹トレーニングまで、一つの道具をさまざまな目的に使えます。
理学療法士として多くの身体を見てきた私も、円柱型ポールは一家に一本あってもよいと思うほど、利便性と汎用性に優れた身体調整ツールだと感じています。
円柱型ポールとは?
この記事でいう円柱型ポールとは、フォームローラーのように身体の一部分を押し当てる短い道具ではありません。
床に縦向きに置き、仙骨付近から背骨、後頭部までを乗せて、仰向けになれる長さのあるポールを指します。
「ストレッチポール®」は株式会社LPNの商品名・登録商標であり、ほかにもさまざまなメーカーから、似た形状の円柱型ポールが販売されています。
本記事では、これらの形状を持つ道具をまとめて、円柱型ポールと表現します。
現代人の身体は、前側へ縮まりやすい
スマートフォンやパソコンを長時間使用していると、頭が前へ出て、背中が丸まり、肩も内側に入りやすくなります。
この姿勢が続くと、胸やお腹、股関節の前側は縮まりやすくなり、首や背中の筋肉は頭や腕を支えるために働き続けます。
疲れた身体を休ませようと床へ仰向けになっても、肩や背中の緊張が強い人は、うまく身体を床へ預けられません。
横になっているのに、
「肩が浮いている」
「腰が緊張している」
「首の力が抜けない」
という状態になっていることも少なくありません。
円柱型ポールは、こうした身体を無理に伸ばすのではなく、重力を利用して、身体が自然に開きやすい環境を作る道具です。

なぜ、ポールに寝ると身体が緩みやすいのか
円柱型ポールを背骨に沿わせて仰向けになると、仙骨付近から背骨、後頭部まで、身体の中心部分が支えられます。
その一方で、肩甲骨や肋骨、腕、脚は、ポールの左右へ下りるような位置になります。
すると、腕の重さによって胸がゆっくり開き、肩甲骨も左右へ動きやすくなります。脚の重さによって、骨盤や股関節周辺にもやさしく動きが伝わります。
誰かに強く押してもらうのではありません。
自分で頑張って筋肉を伸ばす必要もありません。
身体の中心をポールに預け、手足の重さと重力を使いながら、自分の身体が緩める範囲を探していく。
これが、一般的なストレッチとは少し違う、円柱型ポールの大きな特徴です。
円柱型ポールを用いたエクササイズの研究では、運動後に体幹を反らす可動域が広がり、仰向けになった際の上半身の床への接地面圧が増加したという結果が報告されています。これは、上半身を広く床へ預けやすくなったことを示す結果と考えられます。
ただし、すべての症状を改善する治療器具ではありません。あくまで、日々のコンディショニングや運動を行いやすくするための道具として捉えることが大切です。
1.肩や背中の力を抜きやすくなる
肩こりや背中の張りがある人は、筋肉が硬いだけではなく、無意識に身体を支え続けていることがあります。
この状態で筋肉だけを強く揉んでも、身体の支え方が変わらなければ、再び同じ場所に力が入りやすくなります。
円柱型ポールの上では、身体の中心をポールが支えてくれます。
その状態で呼吸をしたり、腕や脚を小さく動かしたりすると、身体は少しずつ、
「これくらい力を抜いても大丈夫」
と感じやすくなります。
ポールから降りて床へ仰向けになると、
「背中が床に沈む感じがする」
「肩が床につきやすい」
「身体が左右に広がった感じがする」
といった変化を感じる方がいます。
大切なのは、ポールが筋肉を無理やり緩めるのではなく、身体が自分で力を抜ける姿勢を作りやすくしてくれることです。

2.背骨と肩甲骨を動かしやすくする
背骨は、一本の硬い棒ではなく、小さな骨が連なり、呼吸や手足の動きに合わせて、少しずつしなりながら身体を支えています。ところが、長時間同じ姿勢が続くと、背骨や肋骨、肩甲骨の動きが少なくなります。
すると、首や腰などの一部分だけが必要以上に動き、負担が集中しやすくなります。
円柱型ポールの上で身体を小さく揺らしたり、腕を動かしたりすると、普段は動きにくくなっている背骨、肋骨、肩甲骨周辺へ、やさしい動きを入れられます。
このときに重要なのは、大きく動くことではありません。
小さく、ゆっくり、気持ちよく動くこと。
身体は、強く伸ばされると防御的に力を入れることがあります。
そのため、頑張って大きく動かすよりも、小さな動きを繰り返しながら、身体が受け入れられる範囲を広げていくことが大切です。
3.呼吸をしやすい姿勢を作る
呼吸は、息を吸うときには横隔膜が下がり、肋骨が広がり、胸郭全体が立体的に動きます。
しかし、背中が丸まり、肩や胸、お腹の筋肉が緊張していると、肋骨が動くための余白が少なくなります。
その結果、肩を持ち上げるような浅い呼吸になりやすくなります。
円柱型ポールの上では、胸郭の後ろ側が床から浮き、肩甲骨や腕も左右へ広がります。
そのため、胸や肋骨が動くための空間を作りやすくなります。
ここでも、無理に深呼吸をする必要はありません。
まずは息をゆっくり吐き、肩やお腹の力が抜けるのを待つ。
そして、身体が自然に吸いたくなった分だけ吸う。
円柱型ポールは、呼吸そのものを治す道具ではありませんが、呼吸しやすい姿勢を体験するための補助具として、とても使いやすいと感じています。

4.身体の中心と左右差を感じやすくする
円柱型ポールは、平らな床とは違い、少しだけ不安定です。
身体が左右のどちらかへ傾くと、手足や体幹が小さく反応して、バランスを取ろうとします。
そのため、
- 左右どちらへ傾きやすいか
- どちらの肩に力が入っているか
- 骨盤が左右どちらへずれているか
- 手足を動かしたときに身体の中心が保てるか
といった、自分の身体の状態に気づきやすくなります。
身体を整えるために必要なのは、筋肉を伸ばしたり鍛えたりすることだけではありません。
今、自分がどのように身体を使っているのかを感じることも重要です。
円柱型ポールは、身体の中心線を感じるガイドとしても使えます。

「緩める」から「鍛える」まで使える
円柱型ポールは、使い方を変えることで、
緩める・動かす・感じる・支える・鍛える
という、さまざまな目的に利用できます。
疲れている日は、上に寝て呼吸をする。
肩が重い日は、腕を小さく動かす。
骨盤や股関節が動きにくい日は、脚をゆっくり揺らす。
運動前には、背骨や肩甲骨、股関節を動かす準備として使う。
運動後には、身体の緊張を落ち着かせるために使う。
さらに、ポールの上で手足を動かせば、身体の中心を安定させる体幹トレーニングにもなります。
その日の体調や目的に合わせて使い方を変えられる。
この汎用性こそが、私が「一家に一本あると便利」と考える大きな理由です。
セルフケアだからこそ効果のでやすい、汎用性のアイテムも大切
自宅でのセルフケアだからこそ、そしてお身体の状況は皆さん異なるからこそ、
ミエルラボはこの円柱形ポールを一本推奨しています♪
ポールを使用するだけで、
✅肩や背中の力を抜きやすくなる
✅呼吸をしやすい姿勢を作る
✅身体の中心と左右差を感じやすくなる
✅背骨と肩甲骨を動かしやすくする
といった状態をつくりやすくなります。
そのうえで呼吸や体操を行っていくと、さらに効果を感じやすくなります
効果がでると人はやりたくなります
そんなやりたくなる、
楽しくできるコツとしてもおすすめしております♪
なぜ、コアチューニング®ポールなのか
円柱型ポールには、さまざまな種類があります。
硬さ、直径、長さが違えば、同じように見えるポールでも、乗ったときの感覚は大きく変わります。
ミエルラボのオンライン講座で採用するのは、JAPANコアチューニング協会の推奨する『コアチューニング®ポール』です。
私が特に優れていると感じているのは、次の2点です。
1.身体を預けやすい、ちょうどよい柔らかさ
円柱型ポールは、硬すぎると背骨や仙骨、後頭部への圧迫感が強くなり、かえって身体に力が入りやすくなります。
特に、身体の緊張が強い方や、背中が硬い方、運動に慣れていない方は、硬いポールに乗るだけで身構えてしまうことがあります。
反対に、柔らかすぎて大きく沈み込むと、身体の中心を支える感覚や、左右差を感じるためのフィードバックが曖昧になりやすく。コアチューニングポールは、公式にも、女性や高齢者にも配慮した硬度と粘度を持つ製品として紹介されています。
実際に使用していても、
身体をしっかり支えてくれるのに、硬さによる怖さや圧迫感が少ない。
このバランスが非常によいと感じています。
身体を押し返すのではなく、ほどよく受け止めてくれる。
この柔らかさが、力を抜くことや、呼吸を感じることに適しています。
2.直径13センチという、扱いやすい高さ
コアチューニングポールは、長さ99cm、直径13cmです。
円柱型ポールは、直径が大きいほど床から身体が高くなり、胸や肩、股関節の前側が大きく開きやすくなります。
ただし、高さが出るほど、身体の硬い方には反りすぎる感覚や、不安定さ、怖さが出ることもあります。
市販されているロングタイプの多くは直径15cmのものであり、ジムなどに良く置いてあるものは15㎝タイプが多いです。中には直径約10cmセンチに設計されたものもありますが、私もこのコアチューニングポールを知る前に購入したことはあるのですが10cmでは物足りなさ過ぎました。
ですので、
直径13センチのコアチューニングポールは、
- 身体を左右へ開くための高さがある
- 高すぎず、反りすぎにくい
- 身体の中心を感じやすい
- 運動に慣れていない方も乗りやすい
- 呼吸や小さな動きを行いやすい
というバランスに優れています。
もちろん、すべての人にとって13cmが絶対的な正解というわけではありません。
しかし今までの臨床20年の中であってきた円形状ポールの中では、このコアチューニングポールが直径と素材の柔らかさ、疲れた時にゴロゴロ乗りたくなるポールとしては、ダントツでおすすめなのです★☆
注)ご自宅に既に円柱状のポールをお持ちの方は、是非そちらを大切にご利用ください。円柱状のポールという構造自体がミエルラボでお伝えするセルフケアの効果をより高めてくれます。

ミエルラボが、ポールを取り入れる理由
見え方や視界の安定には、呼吸、姿勢、首や背骨の状態、身体の中心、左右のバランスなども関係します。
身体の土台が不安定なまま、目だけを頑張って動かそうとしても、首や肩、顔に余計な力が入りやすくなります。
コアチューニングポールは、
身体を緩めるためだけの道具だけでなく、呼吸・姿勢・体幹・視覚をつなぐための土台
として活用できます。
自宅にポールがあれば、その日の疲労や身体の状態に合わせて、自分で調整を続けられます。
身体は、一度整えれば終わりではありません。
毎日の姿勢や仕事、スマートフォン、家事、睡眠などによって、少しずつ状態が変化します。
だからこそ、特別な日にだけ行うケアではなく、日常の中で繰り返し使える道具を持つことを推奨しています。
コアチューニング®ポールの販売を始めました☆

ミエルラボでの施術では以前から使用している、コアチューニングポール!!
この度、皆様へも販売できる運びとなりました☆
JAPANコアチューニング協会からのサイトでも購入できますが、
ミエルラボでご購入頂いた方は、サロンでの受け取りの方は送料無料、
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