パソコンやスマホの普及により「最近目が疲れる」「視力が落ちてきた」と感じる人が増えています。多くの方が「視力低下=目の酷使」と考えがちですが、実際はもっと複雑で全身や脳の働きまで関係しています。
この記事では、一般的に知られる視力低下の原因から、姿勢や脳、全身のつながりまで幅広く解説し、最新の研究データも紹介していきます
一般的に知られる視力低下の原因
まずは誰しもが知っている、基本的な原因から整理します
1.遺伝的要因
近視や乱視は遺伝の影響も受けやすく、両親が近視の場合、子供も近視になりやすいと報告されています。具体的には角膜や水晶体の形状や厚み、骨格の違いによる眼内組織や外眼筋のバランスの個体差、眼軸が伸びやすい体質や網膜や強膜の柔らかさなどには遺伝の影響があると言われています。

2.生活習慣(スマホ・PC・長時間の近場の作業)
長時間のスマホ・パソコン使用による「近業作業」は、目のピント調整筋に負担をかけ、視力低下を招きやすくなります。

3.加齢による老眼や水晶体の変化
年齢とともに水晶体の弾力が失われ、ピントを合わせにくくなるのが「老眼」。40代以降で多くの人が経験します。水晶体のタンパク質の変性・濁りは白内障の要因にもなります。
4.環境要因
成長期での屋外で過ごす時間の減少、タブレットなど近い距離での固定された目の使い方の習慣は、近視の進行を促進することが分かっており、太陽光などの自然の要素が視力に大きな影響を与えています。
姿勢と視力低下の関係
ミエルラボが大切にしているのが「姿勢と視力のつながり」です。
スマホを見るときに首が前に出たり、猫背の姿勢になると、目の動きやピント調整に大きな影響を与えます。頭が前に倒れるだけで首や肩の筋肉が緊張し、血流が低下しやすくなります。その結果、眼球を支える筋肉や神経の働きも弱まり、疲れ目や視力低下につながるのです。
実際、姿勢改善に取り組むことで「目がすっきりした」「遠くが見やすくなった」と感じる方も少なくありません。視力の土台は目だけでなく、全身のバランスの上に成り立っています。
脳の使い方と視力
「目で見る」というよりも「脳で見ている」というのが実際のところです。
両眼で得られた情報は、脳の視覚野で統合されて初めて「一つの像」として認識されます。しかし、この両眼のバランスが崩れると、脳の処理に負担がかかり、ぼやけや二重に見える感覚、集中力低下などが起こります。

全身のつながりから考える視力
視力は「目」だけで成立するものではありません。
肩や首、骨盤の歪みは、眼球を支える筋肉や血流に影響します。また、自律神経の乱れは網膜や視覚野の働きを低下させ、視覚情報の処理を妨げます。
整体的なアプローチで体全体のバランスを整えると、眼精疲労が軽減し、結果的に視力の安定につながるケースも多いのです。

最新研究データの紹介
視力低下の原因は科学的にも研究が進んでいます。
• 屋外活動と近視進行の関係
井上文夫. “小児期の近視の進行要因と予防.” (2022).
学校での休み時間に屋外活動を取り入れると、子どもの近視発症率と進行が有意に抑えられることが報告された。
http://18.182.196.22/dspace/bitstream/11173/3537/1/0120_017_012.pdf
• 姿勢と眼精疲労の関連
岩本哲也, et al. “スクリーンタイムの身体姿勢が大学生の健康状態に及ぼす影響: 体育関連科目の履修者を対象として.” 駒澤大学総合教育研究部紀要 16 (2022): 1-14.
姿勢の悪さとパソコン作業による目の疲労・肩こりなどの症状に明確な関係があることを示した。
https://komazawa-u.repo.nii.ac.jp/record/2011798/files/00592503.pdf
これらの研究からも、単に「目を酷使するから視力が落ちる」という単純な話ではないことがわかります。
ミエルラボ的アプローチ
ミエルラボでは、視力低下を「全身の問題」として捉えています。
• 姿勢や呼吸を整える整体
• 脳のリラックスと両眼視のバランス調整
• 日常生活に取り入れやすいセルフケアワーク
こうしたアプローチを組み合わせることで、単に「視力を測ってメガネをかける」だけでなく、根本的に「見える力を回復」させるサポートを行っています。

まとめ
視力低下の原因は、遺伝や加齢だけではなく、姿勢・生活習慣・脳の使い方・全身のバランスなど、多面的な要因が関わっています。
最新研究でも、屋外活動や姿勢改善が視力維持に役立つことが報告されており、生活の見直しはとても有効です。
ミエルラボでは、整体と視力ケアを組み合わせ、「見える力を土台から回復する」サポートを行っています。もし「最近視力が落ちてきた」「目の疲れが取れない」と感じる方は、ぜひ一度、全身から目を見直すアプローチを体験してみてください。

コメント